クリスマスソングを作る際に使える無料音源を紹介しつつデモ曲を基に音色や特徴を見ていきます。
今回のポイントとしては以下の3つです。
これらのポイントを順に追って見ていきましょう。
デモ楽曲
冬らしい雰囲気のある曲になったと思います。
コード進行は下記の通りです。
ここから分解してそれぞれ見ていきましょう。
1.スレイベルを鳴らす
何と言っても「クリスマス」といえば「スレイベル」でしょう。
ジングルベルとも呼ばれるこの楽器の音色があるだけで楽曲の雰囲気が一気にクリスマス色になります。
有料音源もたくさんリリースされていますが、おすすめの無料音源は以下の2つです。
Spitfire Audio / LABS:CHRISTMAS
もはや王道の無料音源ライブラリー「LABS」
ピアノ・ストリングス・パーカッション・コーラスなど多種多様な音源群の中にクリスマス専用音源があるのはご存じでしょうか?
全6種類のベルの音が収録されており、それぞれに個性があります。
また、他の音色も多数収録されておりどれも使い勝手が良く、楽曲中で使用しております。
Fracture Sounds / Blueprint:Festival Bells
こちらも無料音源のBlueprintからFESTIVE BELLSの音源が出ました。
この音源には「INSTANT CHRISTMAS」モードがあり、ONにすると曲を再生している間ずっとスレイベルを鳴らし続けてくれるというものです。
キースイッチ対応で、強弱も付けてくれるので打ち込みの手間を大幅に短縮することが出来ます。
今回はこちらを採用して楽曲中にずっと鳴らしています。
2.ベルっぽい可愛い音
硬い質感というか、コロコロした高域の音が入ると冬らしさが増します。
例えば、
オルゴール
ベル
鉄琴や木琴
が思い浮かびます。
今回は「LABS」のグロッケンと「Blueprint」のハンドベルをレイヤーしてメインメロディを奏でています。
3.短いストリングスを入れる
Spitfire Audio / LABS:STRINGS
「LABS」シリーズからストリングス音源を使用して短い音を入れてみました。
一気に華やかな雰囲気になります。
他に使った無料音源
全13トラックの今回の楽曲のなかで使用した無料音源を一部紹介します。
使用したのは「LABS」&「Blueprint」シリーズのみです。
BLUEPRINT:GENTLE WINDS
中盤らへんでメインメロディを担っていた音源です。
温かみのある音色でありながらダイヤルの設定次第ではFXやPAD、atmosphereなどに活用することが出来ます。
CHRISTMAS:Mark Tree
楽曲の中でセクションが変わるタイミングで使っています。
クリスマスソングだけじゃなく色んな楽曲の中でサッと使用することが出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
無料音源だけでクリスマスソングを作ってみました。
本当に使い勝手が良く持ってて損はしないので持ってない方は各種ダウンロードしてみてください。
最後まで読んで頂き有難うございました。