ゆずやコブクロみたいな綺麗なハーモニー憧れますよね!
ということで、今回はデュオでハモるときの初歩アイデアを書き出しました。
理論的なことはほかの先達に譲るとして備忘録的に書いていきます。
参考になれば嬉しいです。
今回使うメインメロディ
可不ちゃんに歌ってもらいました。
お腹すいたからケーキを食べるのだ
Cmaj7→Bmin7→Amin7→Gmaj7→Cmaj7
可愛いですね。
これにハモリを付けていきましょう。
思いつくアイデア
ぱっと思いつくのは下記3点です。
上・下での3度ハモリ
ユニゾン
ウーアーコーラス
それぞれ見ていきます。
上・下での3度ハモリ
やはり王道の3度ハモリ
個人的に【3度ハモリは半音3個or4個ずらせばいいよ!】
というのが全てを分かり辛くする諸悪の根源なのでは…と思っています。
上3度ハモリ
下3度ハモリ
鳴ってるコードやスケールの関係で何でもアリに聞こえてしまう罠…
例えばなんですけど…
コードCが鳴ってるときにメロディがドなら3度下はラになる。
けれどここはCの構成音「ド・ミ・ソ」に合わせるために4度下のソを使う。
ここの解釈が僕は釈然としないんですよね。
3度下のラを使うと和音的にはコードCの「ド・ミ・ソ」と
+ハモリの「ラ」=「ド・ミ・ソ・ラ」になるから
【C6】というコードになるよ!
っていう風に善し悪しじゃなくてそのハモリを付けた現状を教えてほしいですよね。
僕もまだまだ勉強中なんですけどね。
とにかく王道のハモリパターンなので極めていきたいです。
ユニゾン
オクターブユニゾン
オクターブ上で歌ってるだけですね。
但し、男女デュオでこれほど心強いハモリはないです!
安定感出るし、うっすらとオクターブ上の女性コーラスが入るだけで
歌の世界観めちゃくちゃ変わります。
2人の音域や歌唱スタイルにもよりますが効果的に使っていくべきハモリパターンです。
我々、アバンdeモーダンでは「がんばりやさん」という曲のサビがユニゾンしています。
シンプルなハモリだから安定感を出して歌詞を素直に届けることが出来ています。
ウーアーコーラス・ベース音ステイ
コード進行のベース音に沿って音を入れてみました。
メロディとの間隔がバラバラになるので3度ハモリやユニゾンと違って動きが出ます。
そのため緊張感やスリリングさを出したり、フックとしても有効です。
ウーアーコーラスも王道です。
コブクロの「桜」はまさに!ですね。
ちょっとひねってみたアイデア
メロディを別に作る
3度とか5度とか関係なく別のメロディを作りました。
メロディがダイアトニックスケール状のものであれば
何かしら上手い事ハモれてるでしょ!っていう感覚です。
アバンdeモーダンの代表曲【ふたりぼっち】 のサビも男女パートで別フレーズを作り
メロディアスな雰囲気を出しています。
注意点としては、
2つフレーズを作らなくちゃいけない
作業量が2倍になります。
ちゃんと聴いて判断する
気持ち悪いなーってなってなければそれでいいと思います。
歌詞もずらす
メロディだけじゃなくて歌詞ごと変えてみたパターン。
アバンdeモーダンでは【オセロ】という曲で使ってます。
手前味噌ではありますが歌詞もメロディも全く違うものを歌っているので
インパクトはかなり大です!
そしてこちらの楽曲。
KANさんと秦基博さん合作の「カサナルキセキ」
めちゃくちゃビビりました…
今回のテーマの「違うメロディでハモる」というコンセプトそのままの曲で
確かな実力と遊び心がより一層味わい深いものに仕上げています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
備忘録的に初歩からまとめてみました。
極論だけど大事な視座だと思います。
音域や声質が違う2人の最大公約数を探っていく過程でこれらの記事が
参考になれば嬉しいです。