全世界待望のKomplete15が9/2に発表・予約開始されました。
今回はそのラインナップや私の所感などを書いていこうと思います。
それでは早速行きましょう。
「予想大的中」について
先日下記のような記事を書きました。
6月初頭に書いたブログですが今回の件も相待ってたくさんの方にご覧頂きました。
改めて御礼申し上げます。
この記事の中で、以下のように述べています。
KOMPLETE15の発売日予想
個人的には、2024年の9月末〜10月初旬と予想します!
つまり4ヶ月後には販売されるのではないかと…。
リリースの1ヶ月前、遅くとも2週間前にはリリースの発表があるはずなので9月初旬が待ち遠しいです。
今回の発売開始が9/23なので予想よりちょっと早かった気もしますが十分だと思います。
自分で予想していたこととは言え、やはり実際に発表されるとめちゃくちゃ心躍りましたね。
収録内容の答え合わせ
6月の記事の中で私の注目製品と、収録されるグレードについても予想を立てていたのでここで答え合わせをさせてください。
Session Guitarist – Acoustic Sunburst Deluxe
Ultimate以上への収録と当時予想していましたが、見事的中しました。
Action Woodwinds
こちらもUltimate以上の収録の予想でしたが、的中しました。
やはり生楽器やシネマティックな音源はUltimate以上の収録になるようですね。
Schema: Dark & Light
こちらはStandardからの収録と予想していましたが、Ultimate以上からの収録となり予想は外れてしまいました。
PLAYシリーズに分類されるかと思いましたが、シネマティック系に分類されたためだと思います。
その代わりに「Scene: Saffron」がStandard以上からの収録となりサウンドデザインの世界も垣間見ることができるようになっています。
Spotlight Collection: Ireland
個人的に激アツの音源です。
Ultimate以上の収録と予想していましたが、予想的中となりました。
Spotlightシリーズは物によって収録グレードに差異があるのですが、Ultimate以上の優位性がより確固たる物になった気がします。
Session Percussionist
Standard以上からの収録予想でしたが見事的中となりました。
ひとつだけ外れてしまいましたが、概ねの予想は当たっていて私自身は大満足の結果となりました。
また、各デモ動画がめちゃくちゃカッコよくて永遠に見ていられるのでおすすめです。
んで、購入は…?
6月に行われたセールを素通りした甲斐がありました。
私は、今回のKomplete15を購入します!というかしました!
妻に「頑張るから!」の一本槍で突き通した結果、快諾(?)頂きました。
「グレースピリオド」という措置を使ってKomplete14のアップグレードを購入して今は発売待ちという状況です。しかもUltimateを購入しています。
私自身「グレースピリオド」で製品を所有するのが初めてなのでちゃんと適用されてダウンロードできるかドキドキですがじっくり待とうと思います。
Komplete14が今更すごい!
前述した通り、今は14Ultimateへとアップグレードをして15の販売を待っている状態なのですが、新たに取得した音源をダウンロードして色々楽しんでいる状況です。
それで思ったのですが、
やっぱりNative Instrumentsすげぇ!最高!
SESSION GUITARIST – ELECTRIC MINT
Spotlight Collection: EAST ASIA
ACTION STRINGS 2
STRADIVARI VIOLIN
これらだけじゃないですが、もう進化というかこれまでのリリースされた音源がたくさん飛び込んできて15の発売前にお腹いっぱいになりそうなぐらいめちゃくちゃ楽しんでいます。
総合音源と言われているものは世の中にたくさんリリースされていますが一つに纏まっているばっかりに、音のリアリティがいまいちのものも紛れていたりします。
しかし、Kompleteは独立した専用音源がたくさん入っているというパッケージなので各音源がめちゃくちゃリアルで使い勝手が良いのだと改めて認識しました。
どのグレードがおすすめ?
以前まで、Komplete12のStandardを所有していましたが今回で15Ultimateになります。
Standardでもとても戦力になるのは間違いありません。
しかし、私自身歴を重ねて、オーケストラや民族系(和風やアイリッシュ)の曲を作ることが多くなり、手持ちの音源ではクオリティ不足が否めなくなってきました。
その結果、他の音源を購入してみたり、セールに目移りしたりと、フラストレーションが溜まりやすくなっていたようにも思います。
お金をかけずにあるもので創意工夫することもめちゃくちゃ大事なのですが、それを超えた価値があると思い今回は購入に踏み切りました。
音源&FXの数もStandardとUltimate間で大きく増えています。
収録製品のラインナップを見ても「おお!これは!!」というものはUltimate以上に含まれている場合が多く悩ましい部分です。
上記の動画はプレイリストになっていてKomplete15に収録される製品のデモ動画がずらりと並んでいます。
これを垂涎かつ恍惚の表情で眺めた後、妻との交渉に挑んだというわけです。
おすすめバンドルは?
個人的にはUltimateです。
しかしそれは数年前にStandardを購入していたからです。
各音源を使いながら、時には音源の実力に感動し、時には物足りなさを感じていたから現時点でこの結論に至っています。
なので、まだ初心者で曲作りに慣れてない方や充分な音源が揃っていない方は「Standard」で充分です。
作風的にバンドサウンドがメインだったり、弾き語りにシンプルなスパイスが欲しいというぐらいであればなおのことだと思います。
シンセサイザーも数多く同梱されているので「ADSR」が分からなかったり、オートメーションが扱えないという場合はいきなりUltimateを購入しても作風に合致してなかったり複雑な各音源を使いこなせない可能性もあります。
この辺がある程度理解できて、曲作りも慣れてきて新しい音源が欲しくなってきた方。
オーケストラや和風・アイリッシュなどの民族音楽にチャレンジしたくなったタイミングの方はUltimateは検討する価値が充分にあると思います。
Ultimateから購入して曲作りのテンションを高めて自身に背水の陣を敷くという、形から入るタイプも個人的にはアリだと思いますが、金額も金額ですので…。
初心者と中級者の線引き
上記を書いていて思ったのですが、Ultimateの購入を検討している方は充分中級者であるような気がします。
もちろん、検討しない人は全員初心者という意味ではないです。
立派な音源を持っていなくてもカッコいい音楽家は山ほどいます。
しかし、私自身初心者なのか、初心者を脱して中級者になったのかが分からないタイミングがありました。
曲作りにおいては瑣末なことですが、もし気になった方は、金銭面は度外視してUltimateが検討出来るかどうかを思案してみると良い羅針盤になるような気がします。
Collectors Editionはどう?
少し話が脱線しました。
じゃあ、最上位モデルの「Collectors Edition」はどうなのかについてです。
ぶっちゃけ、欲しいし買える物なら買いたいのは当然のことです。
大きな違いとして特筆すべきなのは
シネマティック音源の数
エキスパンションの数
かなと思います。
上記は一部ですがUltimate以下には収録されてないシネマティック&サウンドデザイン系音源が完璧に網羅されています。
しかし、一部音源はUltimateにも下位音源として収録されています。
エキスパンションもbatteryやmassiveXなどのプリセット拡充に役立ち魅力的です。
しかし、諸々を鑑みると、個人的には「まだいいかな」と思えます。
音源の拡充という意味ではUltimateが一番コスパがいいように感じます。
本家サイトにて各バンドルの比較表が出ているのでぜひご覧になってください。
まとめ
長い記事になってしまいました。
なんにせよ、待ち侘びていたKomplete15の予想があらかた的中したことと実際に発売を待つのみとなった現状に喜びと期待が止まりません。
グレースピリオドで無事ダウンロードできるか、15収録の音源の性能などまた分かり次第記事を書いていきますので読んでいただけると嬉しいです。
このブログ記事が、皆さんの音楽制作に役立つ情報を提供できることを願っています。
さらに詳しい情報や、ご意見ご感想があればぜひコメントをお待ちしています。