【初手では使うな】Melody Sauce 3のテクい使い方は個人的にはコレ一択!アップデートされたメロディ生成ツールを解説!



自動爆速作曲ツールのMelody Sauce 2がバージョン3にアップデートしました。
以前はメロディ中心だったが今作ではコードやベースラインも生成できるようになり、さらなる作曲補助ツールとして活躍の幅を広げてきた印象です。
すでに多くのメディアでアップデート内容や各操作方法について解説されています。
なので、その辺はさらりと触れつつ、本記事では実践的な使い方についてお届けして行きます。
内容としては以下の通りです。
実践的な使い方
どんな曲が作れるのか?
正直に語る短所と注意点
アップデートすべきかどうか?
先に結論を言うと
アップグレード → 強く推奨
新規購入 → 初心者はアリ、中級者は要検討
用途 → メイン作曲ではなくアイデア補助が最適
となっています。
製品概要

メロディー、コード、ベースを1つのプラグインで実現
Melody Sauce 3を使えば、DAW内で独自のメロディー、コード進行、ベースラインを直接生成できます。強力な新機能と全く新しいインターフェースを備えたメジャーアップグレード版です。音楽理論は一切不要です。ジャンルを選び、スタイルを選択したら、パッドをクリックするだけで、コードとベースとともに独自のメロディーが生成されます。
Melody Sauce 3の実践的な使い方
1.アイデア出し
まぁこれが一番想定されてる使い方でしょう。
・新ジャンルの作曲の足がかりにする
・既存曲の別アレンジを試す
今回のアップデートによってプリセットや内蔵音源数、リズムパターンが膨大に増えました。
しかもそれなりに聴けちゃうぐらい品質が良いので、少し手を加えるだけで作曲がグングン進みます。


重要なアップデートとしてMovementとChord Fitコントロールが追加されて、ある程度生成の方向性をユーザー側が決定できるようになりました。
歌もののメロディとして使うより、BGMなどの量産に向いていると感じます。

個人的には生成メロディをメインとして使う場合は、Movementはdynamic、Chord FitはRelaxedがおすすめです。
2.曲を盛り上げる裏メロ
個人的にはこの使い方がすごくおすすめです。
つまり作曲途中の曲に追加して楽曲全体の賑やかしに使うという方法です。
前述のMovementとChord Fitコントロールが搭載されたとはいえ、少し味気なかったり退屈だったりするものが出来ちゃったりもします。
しかしそれは、オブリガート(裏メロ)として使えばメインを邪魔しない良い塩梅の隠し味になったりもします。
そこから新しいアレンジの発見やセクションの展開を見つけるきっかけになったりします。
作曲中の中に入れてみました。
だいぶ聞き応えが変わるし、「ドロップ的に追加しようかな」「落ちサビで試してみようかな」と、楽曲の骨子は変える事なく新しいリメイクがここで出来るというのは非常に嬉しいです。


ここではMovementはdynamic、Chord Fitは3種類どれでもいいと思います。
Strictはコードにバチっと沿うのでやや退屈だけど邪魔しない感じ。
Relaxedはスケールをなぞるだけじゃない新しい響きが生まれやすいです。
正直に語る注意点と短所
ドラムは作曲時から必須
まずは注意点ですが、ドラムの有る無しで作曲時の気分の乗り方が全然変わって来ます。
平凡に聞こえていたのにビートに乗せた途端に印象が変わるというのはザラです。
先ほどまでのデモ動画でも先にループ素材を貼ってから、生成をして合うものが見つかったらキープというのを繰り返していました。
つまりこのプラグインは作曲時の初手で使うべきじゃなく、ドラムパターンが決まったとか、骨組みが出来た後に中身を充実させていくために使うべきだという事です。
融通が効かないところ多数
音価(音の長さ)が調整できない
Swingのハネ具合が調整できない
ノートを追加できない
コード追加が煩雑
パッと思いついたのはこの4つです。
これが何気に結構ストレスでした。
まぁMIDIで書き出す前提の製品なので仕方ないかと思いつつ、それによって見逃した良いメロディもたくさんありそうなのがモヤモヤするポイントです。
あくまでも「叩き台」として使って、最終仕上げはDAWでどーぞ、という感じです。
内蔵音源をそのまま使えない
これは結構驚きました。
MIDI Outputをあれこれ触ってみたのですが、結局出来ず…。
(右下にMIDI Modeというのがあったのですがこれはまた全然違うやつでした。)
やり方知ってる、私出来たよ!という方がいらっしゃいましたら是非ご教示ください。


多分要望の多い機能だと思うので、搭載されるのも時間の問題のような気がしますが、これからのアップデートに期待しましょう。
買うべきか?アップグレードは?
アップグレードはすべきです。
イントロセールで29ドルとかなり安くなっています。
新規購入は、初心者であれば検討の余地はありますが中級者以上は少し悩むところかもしれません。
画期的!絶対導入!の強いポイントは無くはないですが、それ以上に中級者にとっては操作性に融通が効かずストレスが溜まってしまうような気がします。
また、難しいのがデモ版は提供されておらず、7日間の返金対応となっています。
先に購入する必要があるので気軽に試す事ができるかと言うと正直微妙です。
なのでアップデートは推奨ですが、新規購入に関してはお財布や自分の作業環境との相談が必要になってきます。
手ぐせから脱却せよ
このようなツールは往々にして「神曲」を自動で生成してくれる物ではありません。
むしろそういう用途であれば「SUNO」を使った方がより「神曲」に近いものはできると思います。
じゃあなぜ使うのか?というと、
新しいジャンルを開拓するため
創作を楽しむため
自分で「神曲」を作るため
だと思います。
使ってみて、結局DAWに貼り付けてピアノロールで編集しなおしたり、再度音源を当てがったりする必要はどうしても出てきますが、上記のためであればなんて事ない作業です。
これからのアップデートに期待せざるを得ない部分もありますが、自身の創作のためにこのようなアイデア補助ツールを持っておくのは良い判断だと思います。
動画も作りましたのでよければご覧ください。



