曲を作るときにまず手に取る音源。
有料・無料問わず沢山の製品が出ており悩ましい日々を送っています。
そして、楽曲制作の過程で別の音源に差し替えていくこともよくあります。
なので今回は、
私が最初に選ぶ音源プラグイン
差し替える理由
これらについてお届けしたいと思います。
ドラム編
XLN Audio / Addictive Drums 2
「Addictive Drums2」は私が最初に購入した有料音源です。
ネットでの評判も良く、音源やMIDIの拡張を推し進めまくったプラグインです。
音色とドラムパターンが豊富
これは私が購入したからに他ならないのですが、かつての先行投資が今も活き続けています。
Fillの多さやジャンル別のドラムパターンを知るのにもとても役立ちました。
パーカッションやブラシの音はここぞという時に使えるので持っておいて損はないです。
正直、この1点で使っています。
もちろんこれで曲作りを終える時もありますが、最近では後述の音源に差し替えることがだんだん増えております。
FXpansion / BFD3
泣く子も黙るBFD3です。
最近では1万円を切るセールも頻発しており、手の届きやすい価格になりました。
圧倒的な音の表現力
これに尽きます。本当に音がリアルで厚みがあります。
同じようなプリセットを選んでみました。
各パーツの彩度が違うというか…使っていてとてもテンションが上がります。
思うところ
AD2は独自のキーマップのためBFD3に移行する際に慣れるのが大変でした。
また、初見のGUIがめちゃくちゃ複雑そうに見えるので初心者の方は取っつきにくいかもしれないです。
またMIDIパターンも付属していますが、あまり多用はしてないです。
このパターンに落ち着いています。
XLN Audio / XO
生ドラムではなく打ち込みの場合は「XO」を使用しています。
差し替えを行うことはほぼ無く、これで全部完結しています。
リズムパターンが豊富
色んなジャンルのビートと音色が豊富に入ってて頼りになります。
presetを聞いててインスピレーションが刺激されることも多々あります。
サンプル管理が楽
手持ちのサンプルを読み込んで同じような音色同士で管理してくれます。
いつの間にか増えてしまって掘り起こすのが面倒になったサンプル達がここで息を吹き返しました。
色んな音が沢山あって迷ってしまいそうですが、同系統の音色でまとめられているので見た目以上に使いやすいです。
思うところ
拡張音源も4種類出ておりまして、コンプリートしてます。
アップデートされるたびにリズムパターンが増えており、これからの進化が楽しみな音源です。
ピアノ編
Toontrack / EZKEYS
現在は「EZ KEYS2」にアップグレードしましたが僕はそのまま使用し続けています。
MIDIパターンが有能
これに尽きます。
ジャンルごとに色んなピアノプレイが収録されており、頼りになります。
コード進行も設定できますが、StudioOneと組み合わせると制作効率が上がります。
詳しくは別記事に書いていますので良かったらご覧ください。
拡張パックが沢山出ていまして、僕も現在進行形で収集に励んでいます。
ビックバンド系やラテン系など自分では再現しにくいあるあるのフレーズが多数収録されておりこれもインスピレーションの助けになっています。
そして下記へと差し替えられていきます。
Native Instruments / THE GRANDEUR
「THE GRANDEUR」はゴージャスなグランドピアノの音源で「Komplete」に付属している音源です。他にもピアノ音源はいくつか所有していますが現在はこれに落ち着いています。
音の表現力
ピアノ音源は各メーカーから多数出ておりどれも甲乙つけがたいのは間違いないのですが、これもまたそれに準じていると思います。
単品で買ってるわけではないのでコスパに魅力を感じているのかもしれません。
ADDICTIVE KEYSも所有しているのですが、表現力等々こちらの方が好みです。
ベース編
Martinic / Kee Bass
最初に選びがちなベース音源は「Martinic / Kee Bass」です。
なんと無償音源です。上記のリンクからぜひダウンロードしてみてください。
使いやすい好みの太い音
シンプルで癖がなくどんなウワモノにも合います。
音色の設定やプリセットもありますが、立ち上げたそのままの音で使います。
先ほどのBFD3のドラムに合わせてみました。
曲調によっては、MODOBASS2やSubLabに差し替える時もありますが大体これに落ち着きます。
シンセ編
ソフトシンセは特に最初に選びがちな楽曲制作のレギュラーメンバーを紹介します。
SerumやMASSIVEも持っているのですがそれらではなく別のシンセを愛用しています。
AAS / ULTRA ANALOG VA-3
即戦力のアナログプリセット
どのプリセットもとげとげしさがなく使いやすい音が多い印象です。
先述した有名シンセはどこかクールでバキバキのEDMサウンドといった印象がありますが、これは温かみがあり生楽器系の音楽とも調和しやすく私好みです。
Arturia / Pigments 4
「Arturia / Pigments4」もよく使うシンセです。
豊富なプリセットと音作りの幅広さ
シンセのエンジンが多彩でそこから作られる音はどれも柔らかさが際立ち美しいものが多い印象です。前述のAASのようにバキバキのエレクトロ系というより私の作る曲の構成によくマッチする印象です。
GUIが美しい
もう出音とか全然関係ないんですけど、私にとっては何気にめちゃ大事です。
気分を乗らせてくれる見た目に幾度も助けられています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
こうして見てみると、付属のMIDIパターンが豊富だったり、音色でインスピレーションを掻き立てたりと、とにかく作業で躓かないように工夫してるのが自分でも見て取れました。
もちろんこの音源達のみということではありませんが、自分の中で使いやすいプラグインを傍に置いておくことは重要です。
エフェクトも然りで、1つずつ性能を堪能して色んな手札を増やしていきたいと思います。
こちらの記事は動画にもしていますので良かったらご覧ください。
参考になれば幸いです。