だいぶご無沙汰の更新となりました!
今回は雑記系、近況報告のブログ内容となっております。
個人的な内容にはなりますが、DTMや音楽の情報も入れつつお話ししていきたいと思います。
挙式をしてきた
6月末〜7月中は非常にバタバタしていたのですがその理由が表題にある通り、挙式とそのための準備に全集中していました。
少しずつ意識にあげては構想を練りを繰り返していましたが、ご多分に漏れず我々も5〜7月の式直前になってバタバタと諸々を用意し始めました。
その為、配信活動を一旦お休みしたり、ブログの更新を止めたりしてたくさんのご心配をおかけしたと思います。
その分、十分にリソースを割いて準備し切って迎えた7/20。
無事に結婚式を挙げることが出来ました。

これも一重に日頃応援して頂いている皆様のお力添えあってのことだと思います。
改めて感謝を伝えます。
やっぱお金がめちゃくちゃかかる
打ち合わせや衣装選び、小物選びをしていく中で覚悟はしていたのですがめちゃくちゃ金額が嵩んでいきます。
もう仰天ってレベルではなくあれよあれよと数字の桁が増えていくのを見て非常にビビりました。
DIY的に少しずつでも削減していかないと大変なことになるぞ?!と思っていた矢先。
披露宴中のBGMの料金が結構かかることをその場で知りました。
アイサム登録料(ISUM登録料)?
披露宴中で市販されている音楽を使用する場合には、アイサム手数料というものが1曲ごとにかかります。
大体、4000円〜6000円ぐらいみたいで、我々は1曲6000円ぐらいだと言われました。
そして、披露宴中の要所でBGMが必要になる場所が結構あります。
我々の場合ですと、
全部で10曲です。
ここに歓談中のBGM等も入れだすと、かなりの曲数が必要になってきます。
正直、歓談中のBGMに関しては式場の方で用意されてる曲を使えば無料で出来る場合もありますが、式中の要所はなんでもOKというわけではないと思います。
そして、我々はこの10曲を「自作」することで大きく削減、そして自分たちのコンテンツとして「企画」を打つことが出来ました。
要所のために作った曲
オープニングと入場
一部ですがこんな感じで作りました。
曲の後半を10分近くまで繰り返して伸ばすことでオープニングと入場をシームレスに兼ねた曲にすることが出来ました。
動画も作ったし、思い通りに曲の尺を前後させることが出来るのも、音楽界隈にいるおかげだなぁと心底思いました。
中座&再入場
ここは自分たち「アバンdeモーダン」のオリジナル曲を3曲使いました。
その他、歓談中のBGMも自分たちの既存曲を総動員したので、非常に居心地が良かったのを覚えています。
感じたのは、「サビの後も同じように盛り上がり続ける曲」の優位性でした。
もしくは「サビと同じぐらいに盛り上がり続けるAメロ&Bメロ」です。
サビとの落差でメリハリや緩急をつけるのも大事なのですがこと「結婚式のBGM」という事であれば歌ものであれそこを意識するのは重要でした。
生い立ち動画
1パート1分半ぐらいの曲を3回繋げて、最後にボーカルも重なるという変わった趣向の曲です。
よくある生い立ち動画は、新郎・新婦・2人の3回に分けて市販曲をクロスフェードさせるものですが、より1つのムービーとして一体感を出すためにはこのやり方が最適だったような気もします。
それぞれの歴史を振り返りつつ2人の出会いや歴史に繋げていくという構成ですが、動画も音楽もこう言ったものはなかなか無いのではないでしょうか。
乾杯&新婦の手紙&記念品贈呈
ここはインスト曲として3曲作りましたが、「深夜の2時間DTM」をやっていて本当に良かったと感じた瞬間でした。
過去に作った大量のストックから再構築したり、アイデアをもらったり。
「深夜の2時間DTM」がなければそもそも全部BGM作るという発想まで至らなかった気がします。
かなり昔の記事ですが、「深夜の2時間DTM」という企画について説明してますので是非覗いて見てください。
エンディングと退場
ここは歌ものを書き下ろしました。
式当日を思い出してニヤニヤしながら絶賛MV制作中です。
来てくれた友達に向けての感謝の気持ちや「これからもずっと同じ話を何度でもしような」という思いを伝えるために歌詞を書きましたが非常にお気に入りの曲になりました。
退場時の曲はエンディング曲のサビ部分をストリングスメインのインストにしました。
後で聞いた話では、退場時にインストで流れていた曲がエンディング動画で再度歌ものとして流れたから聴きやすくて耳に残ったとのこと。
そこまで計算していたかはここでは言及しませんが、そのような作り方・演出が出来るのも「ならでは」だと思います。
「削減」と「創出」
作った曲をざっくりと紹介しましたが、これで音楽・BGMに関する出費は無くなり約6万円の削減となりました。
こちらとしては、自分の曲が式中に流れ続けてしかも節約も出来るというまさに「一石二鳥」状態なのですが、これらをさらにコンテンツとして企画を立てました。

今回作った曲をCDにしたり、フォトブックを作ったり、配信で式の様子を流したり。
初めはどのぐらい参加してもらえるか非常に不安でしたが、思った以上にたくさんのご支援を頂き、現在絶賛製作中となっています。
自分たちの曲を流せて、費用の削減につながり、応援者にコンテンツを届けられるという「一石三鳥」状態で、いかに恵まれた環境にいるかを痛感させられました。
また今回のことを当ブログやYouTubeで紹介できるので一石三鳥以上かも知れません。
音楽も動画も作れるってすごい
今回のことで、妻からの目線に「尊敬」の色が増したような気がします。笑
音楽も動画も外注しようとすればそれなりに金額がかかりますが、それを自分で賄えてしまうというのはよくよく考えてみれば、かなり凄いことなのでは…?
そして、世の中のボカロPやDTMをしている人たちも同じようにすげぇんだよなと心から感じました。
動画を作ったり、音楽を作ったり、歌詞を書いたり…。
もっと自信を持つべきだと思ったし、俺たちすげーんだよ!!と肩を叩き合いたい気持ちになりました。
そして、もう一つ感じたことがあります。
結婚式要所のBGMパック
オープニングからエンディングまで音楽が必要な場面はたくさんありますが、割と選曲に苦労するのではと思いました。
好きなアーティストがいれば良いとは思いますが、似通った「定番曲」を使いたくないという人も一定数いそうな気もします。
インスト曲なんてなんでも良いんだけどなぁ…みたいな需要もある気がするので、「各場面ごとのBGM10曲パック」なんてのはどうなのだろうとふと思いました。
フリーダウンロードにするとか、公式LINE登録してくれたらお渡しするとか。
「全国各地の結婚式のBGMでバズった夫婦デュオ」なんてのも面白そうだなと感じます。
使用した人はBGMの費用が浮いて、我々は認知を広げられる、というWin-Winな関係にもなれそうです。そこからCDを買ってもらったりライブに来て貰えたりしたら嬉しいですからね。
こんなアイデアとうに誰かがやってそうな気がしますけど、そんなことをふと思いました。
皆さんはどう思われるか良かったら教えてください。
重ねて感謝
改めて、7/20に我々は結婚式を挙げることが出来ました。
結婚して6年目でしたがようやく念願叶ったというところです。

日頃より応援してくれてるリスナーのみんな、ブログやYouTubeを見てくださってる皆様、家族や友達にこの場を借りて改めて感謝します。
鋭意制作活動に励んでいますし、ブログもYouTubeも再度動き出しますので応援の程よろしくお願いいたします。
このブログ記事が、皆さんの音楽制作に役立つ情報を提供できることを願っています。
さらに詳しい情報や、ご意見ご感想があればぜひコメントをお待ちしています。