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【セール中】アンビエントだけじゃない!癒しの音色!かゆい所に手が届くAudiofier「Venkatt」のレビュー!

あばん
あばん
今回は音源のレビューだね!

もーだん
もーだん
めちゃくちゃ良かったので是非見てってね!

セール情報の濁流の中、これは!と思いデモ試用で心を掴まれた音源を紹介します。

個人的に好きなところは、
エフェクトで作られる+αの音色の幅広さ!
「ANGEL」の音が神!

上記を含め、見ていきたいと思います。

製品概要

Venkatt は 20 x 4 レイヤーのアンビエント マシンで、アンビエント制作や映画音楽に最適なツールです。
Venkatt は、独自の機能を備えた 4 つのサウンド レイヤーを提供します。アタック レイヤーには、トランジェント サウンドのみが含まれます。サスティン レイヤーには、アタックのないサウンドのみが含まれます。この 2 つを組み合わせると、実際には 2 つの異なる楽器の特性が組み合わされ、まったく新しい楽器が作成されます。ツィターのアタックと声のボディを備えたサウンドを想像してください。これを、リバース レイヤーとリズミカル レイヤーからの 20 のリバース サウンドと 20 のシーケンス サウンドと組み合わせると、豊かで進化する独自のパッチが自由に使用できるようになります。

ワンクリックで作成機能により、新しいサウンドをすばやく簡単に作成でき、プリセットが不要になります。Venkatt のサウンド生成プロセスに含めるパラメーターを選択して、毎回新しいエキサイティングなサウンドの組み合わせを作成します。

Layer 4 には特別な機能を備えたシーケンサーが搭載されています。Convolver エフェクトのドライ サウンドとウェット サウンドは Venkatt によって制御され、興味深いリズミカルなサウンドの変化を生み出します。シーケンスは、キーが押されるまで継続するループ モードに設定するか、1 回だけ再生してクリエイティブな繰り返し効果を実現する NoLoop モードに設定できます。

本家サイトより抜粋

あばん
あばん
20×4レイヤーって何ですか…?

もーだん
もーだん
動画も見たけど何だか凄そうとしか…

ざっくり言うと、
最大20個の音を重ねて搭載されたFXで色んな音作りが出来るよ!
って音源です。

CPUが耐えられるなら全部の音を一度に鳴らせる!ともマニュアルには書いてあります。
しかし、私は怖すぎて試せていません。

それと、注意点です!

製品版のKONTAKTじゃないと動作しません

ご購入の際は十分気を付けてください!

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特徴と使い方

1つの画面で完結

「Venkatt」は全ての作業がこの画面内で完結します。

1~4の各タブの中から音色を選定し、FXで音作りをしていきます。
最初は難解に見えますが作り自体はかなりシンプルです。

しかし、それでも使う中で直感的には分かりづらい部分がいくつかありました。

レイヤー1&2の音量調整

レイヤー1と2の音量調整はVOLノブが1つしかありません。
なので、個別で調節したい時にどうするかというと、「Shiftを押しながらノブで調整」することでレイヤー2の音量のみを変更できます。

しかし、再度VOLノブを触ってしまうとバランスが元に戻る(同じになる)ので取り扱い要注意です。

レイヤー3のTIME

これはリバースサンプルの再生速度です。

右に振り切ると短くなり、左に回していくと長くなっていきます。
ここも何だか直観に反しており、ややこしさを感じました。

レイヤー4のVARIとLOOP

ここが何だか一番厄介でした。

VARIについて

これは、DRYINで設定された量によってドライ信号をランダムにシーケンサーの音に混ぜるということをやっています。

あばん
あばん
ごめんなさい…日本語でお願いします…

もーだん
もーだん
要するに音のバリエーションが増えるよ!ってこと!

あばん
あばん
バリエーションの「VARI」ってことか?!

試してみたのですが、個人的にはそんなに違いが感じられませんでした…

LOOPについて

これは、シーケンサーが1周で終わるかループし続けるかを選ぶことが出来ます。
私自身は、後ろでずっと動き続けて欲しいのでONにしたままにしています。

ランダムな「CREATE」

どうも私は「ランダム生成」という言葉にめっぽう弱いようです。

画面上部のボタンでプリセットに無い新しい音を作ることが出来ます。
1~4のボタンでランダム生成の際に各タブからいくつ音を重ねるか選べます。

ランダム生成の際に各パラメーター横にある、Rのボタンを赤く点灯させるとランダム生成が適応されます。逆に言えば、確定した音色やFXがある場合は、消しておくといいでしょう。

FXの音の変化

各レイヤーにインパルスレスポンスのFXが搭載されています。
またその種類が豊富過ぎるのでいっそランダム生成にお任せするのもありです。
これらによってめちゃくちゃ音が変わります。

AMOUNTノブによって原音とのバランスを変えることが出来ますが、私は右に振り切る感じで使っております。

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デモ音源

短いですが、2曲作りました。
FXとドラム以外はこの音源で作っています。

デモ音源1
デモ音源2

音の太さや存在感はやや他のシンセに劣る感はありますが、KEYやBASSやPADなど楽曲を彩ったり隙間を埋めるなどの汎用性はめちゃめちゃアリです!

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ANGELの音色について

冒頭で説明した「ANGEL」の音色というのが12番目にあるサンプルなのですがこれがめちゃくちゃ好みなので紹介します。

心洗われるようなホーリーな音色が最高です。
マスターFXでリバーブを掛けてる以外は何もしていません。

ここからまだまだ遊び甲斐はあります。

また、ラウンドロビンが搭載されているのか同じ鍵盤でも音色が違う時があります。
それもまたランダムな感じがあり、同じパターンでも変化をつけること出来るのでいいと思います。

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まとめ

いい塩梅の存在感なので、音に厚みを出したり、リバースサウンドでFX的に使ったり。
色んな使い道が浮かびます。

あばん
あばん
あ!それと前述した注意事項!!

もーだん
もーだん
改めてもう一回お伝えします…!

製品版のKONTAKT上でないと動作しません!

今、セールもやってるみたいなので私と同志になりましょう。
私もそれに唆された側の人間です。

ABOUT ME
池田 耕平
夫婦アコースティックデュオ「アバンdeモーダン」のメンバー。 作詞作曲とDTMを使った編曲やミキシングを担当。 メイン楽器はアコギとハーモニカ。 DAWはStudioOne。 ・音楽制作(BGM・ボカロ) ・夫婦ライバー ・YouTube運営(カバー・DTM解説) ・当ブログ運営
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