あばん
あばん
曲はAIで簡単に作れるようになったけど…
もーだん
もーだん
MVを一緒に作るのがね、難しいんだよね…。

ぶっちゃけ私は「MV制作は面倒だ」と思っています。
しかし、YouTube上などで発表するとなるとどうしてもMVは必要になるし、味気ないものより完成度の高いMVの方が結果的に自分の音楽を相乗的に評価してもらえるとも思っています。

無くてはならないMV、なのに何故「MV制作は面倒だ」と感じてしまうのか?

それは、ストーリーを考え、カットを割り、BPMや曲展開に映像を合わせ、世界観を統一する、など考えることが無限にあるからだと思っています。

「なんとなくこんな映像にしたいなー」というふわふわしたイメージはあっても、そこから形にする最初の一歩がなかなか決まらない。
そうしてると時間が過ぎ、アイデアや意欲が溶けていく、というのを皆さんも経験したことあるのではないでしょうか?

今回はそんな悩みを解決してくれるTUNEEの「新AIエージェント機能」を紹介します。
エージェントと言うと、とっつきにくい印象があるので「一元管理の新しいワークフロー」と理解してください。

参考になるはずなのでぜひ最後までご覧ください。

TUNEEは何を解決するのか

ふわふわしたイメージを形にする最初の一歩がなかなか決まらない。と前述しましたが、TUNEEはその「最初の一歩」を導いてくれます。

きっかけは何だって良くて、ありとあらゆるものから着想を広げて提案してくれます。

書きかけの歌詞、お気に入りのイラスト、オリジナル曲でもいいし、なんならSunoで作った曲でも構いません。
これはTUNEE公式も推奨している使い方です。

0から1を作るのは難しくても、
「そっちよりこっちがいい」
「これをもうちょいこうしたい」
であれば、出来る気がしてくるでしょう。

つまり、TUNEEは、チャット形式で会話をするだけでアイデアを膨らませ、形にしてくれます。

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実際に作ってみる

1つのMVを0から制作したのでそのワークフローを共有します。
全てAIとのチャット、そして同じページ上(キャンバス上)で完結するのでページやツールを跨ぐ必要がなくシンプルに作業を進めていくことが出来ます。

これらの作業は、今皆さんが使っている作業工程を完全に置き換えることもできるし、一部だけを追加することも出来ます。
つまり今までして来た他のAIへの投資を無駄にすることなく、新しい制作環境へと変貌させてくれる「革新的なクリエイティブパートナー」です。

あばん
あばん
うおお、何だか大袈裟で仰々しい感じがするけど…
もーだん
もーだん
カッコ良さそうで魅力的だ…

楽曲からスタート

今回は、

エモーショナル。トロピカルハウス。ダンス。飛び跳ねる体。女性ボーカル。野外ステージ。

という断片的なイメージから曲作りを開始しました。
画像の通り、3パターンを提案してくれましたが「全部やる」を支持して全てのパターンを作って貰います。

歌詞やプロンプトを生成して貰いつつ、Mureka V9で3曲分生成して貰いました。
1曲あたりの消費クレジットは12クレジットでした。

その内の、「Melancholy Tide」という曲の雰囲気が良かったのでこれをベースに何曲か生成して貰います。
先ほど「全部やる」で作った中で3つ目の「メランコリック・パラダイス」が私には刺さりました。
こういうのがあるから生成AIは楽しいんですよね。

ちなみにこういう曲です。

そして出来上がった曲がこちらです。

そしてこれを元にMVを作っていきます。

MV制作スタート

「MVを作成」というボタンを押すと画面が切り替わり、作成範囲のトリミングを行います。

人間目線であれば、さっき作ったばかりだから何の違和感もありませんが、よくよく考えてみるとVerseやChorusがこの時点で即座に分析されているのはめちゃくちゃ凄いことです。

これによりお気に入りの箇所や盛り上がっている箇所を即座に判別して選択することが出来ます。

画面上部にMV生成用のタブが生成されアセット(キャラクターや背景などの構成要素)が配置されます。
これが「キャンバス」という機能で、音楽、MVなどがページを行き来することなくこのプロジェクト内で効率よく完結できるという仕組みになっています。

アセット構築の順序

AIのワークフローとしては、
楽曲解析(長さや歌詞、曲調、雰囲気やBPMなど)→

→映像の方向性の提案

→ビジョンのイメージ化

→構成要素(アセット)の生成

→映像スクリプトの提案

そしてシーンごとの動画生成という感じです。

これらを全部チャットで行いつつ、提案と選択&修正を繰り返しながら制作を進めていくので自分のイメージが即座に投影されていきます。

ストーリーボードと完成形

アセットや映像スクリプトが決まると、各シーンごとの動画生成を進めていきます。
そして出来上がったのがこちらです。

チャットを通して選択と修正を繰り返し、満足度・完成度ともに上々の作品に仕上がりました。
ここまで通して40分ぐらいの作業時間です。
ちなみにここまでのクレジット消費はこのようになっています。

このプロジェクトにおける合計消費クレジットは296でした。
TUNEEの場合、1ドル100クレジットなので、2.96ドル、つまり477円でここまで作れました。

あばん
あばん
TUNEEの強みの1つは、
もーだん
もーだん
この圧倒的なコスパなんだよね!!

さらに完成度を高めていく

TUNEEの新しいワークフローはここからが本番です。
これまでの説明は今までの機能をちょっと向上させたぐらいのものです。

もう少し長めの動画を作りたかったので再度トリミングをして分析して貰います。

同じ曲である事を分析して、提案内容が若干変わりました。
「物語」「概念」「舞台」「対面」の4つからおすすめされている物語を選んでいきます。

ありがたいなーと感じたのが、先ほど作ったアセットを持ち越して足りない部分を補助的に生成してくれるところです。
キャラクターを変えたければ、「@」ボタンで指定してチャットで指示を出すと別のキャラクターを提案・生成してくれます。

この「@」ボタンでの修正が非常に優秀で、自分のクリエイティブを齟齬なくAIチャットに伝えることが出来ます。

脚本修正とピンポイントの再生成

元々の脚本は6カット構成でしたが、もっと細かく割って欲しいと思い指示を出しました。

そして、カット数やスクリプト、各シーンでのキャラの動きや撮影シーンの雰囲気を新たに作り直して貰います。

私は駄々っ子のように「これやだ」「あれしてほしい」「こっちの方がいい」と言っているだけなのに非常に上手に意図を汲み取ってくれます。

そして、10カットを生成してくれたのですが、場面によって気に入らないものが出てきてしまったので先ほどの「@」を使って修正・再生成をしていきます。

そして細かい修正を加えながら出来上がったものがこちらです。

あばん
あばん
やっぱりカットが細かくなると
もーだん
もーだん
情報量が増えて良いMVに感じるね!

他の完成作品

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忖度なしレビュー

良かった点

まず率直な感想ですが、とにかく制作していて楽しいです。
今回はすべてTUNEEだけで、楽曲制作からMV完成まで行いましたが、ストレス無くスムーズに制作が出来ました。

「これしたい」「あれしたい」が直感的に理解できるし、出力されるものも軒並み高品質なので満足度が非常に高いです。

また、修正したいカットには「@」ボタンから直接指示できるため、修正作業も非常にスムーズでした。

また、キャラクターの一貫性も高く、キャラクターを生成する際に、外見だけでなく性格やバックグラウンドまで設定され、それがMV内の表情や仕草にも反映されています。

惜しい点

デフォルト設定がSeedance 2.0 Fastになっていますが、個人的には、多少クレジット消費が増えても画質や表現力を優先したいため、通常版のSeedance 2.0を選ぶことが多いです。

それを毎回チャットで指示しなければいけないのはちょっと手間だと感じました。

もちろん、これは初心者でも気軽に使えるようにというTunee側の配慮であり、公式も「手軽に低コストで楽しく使ってもらうためにSeedance 2.0 Fastをデフォルトにしている」と言っています。

非常にその気持ちは分かるし、TUNEEにどうこう出来る部分ではないと思っているので甘んじて受け入れています。

生成コストについて

とは言ったものの、TUNEEの動画生成コストは実はかなり優秀です。

一般的には、3〜4分程度のAIミュージックビデオを制作すると、30〜40ドル(4800〜6400円ぐらい)程度のコストがかかることも珍しくありません。

もちろん使用するモデルや品質設定によって変わって来ますが、TUNEEの公式サイトでは、月額18ドル・1,800クレジットで、Seedance 2.0による30秒動画を約9本生成できると案内されています。

これだけでも約4分半のMVを18ドル(約2900円)で制作できる計算になります。

あばん
あばん
4分半の長めの尺で試算しても…
もーだん
もーだん
半分ぐらいで作れるんだね…!

私が実際に試した感覚では、それより少ないクレジット消費で制作できる場面も多くありました。

また、Seedance 2.0 Fastを利用すれば、さらにクレジットを抑えられます。

一概に言えないが、30秒動画で消費クレジットが3070ぐらいなので、2560本作れる計算。
34分の動画で言えば310本ぐらい作れる。
(これは生成結果を元にした個人の経験則なので参考程度に見てください。)

なお、クレジットはMV生成だけでなく、音楽生成、チャット、画像生成、ストーリーボード作成などでも消費されるため、その点は理解しておく必要があります。

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どんな人におすすめか

おすすめな人は、

・専門知識がない人
・動画編集や台本制作が苦手な人
・一つのツールで制作を完結させたい
・自分の音楽にMVを付けたい人
・ロイヤリティや商用利用を重視する人

個人的には、初心者は制作を前に進める力をもらえるし、中級者以上はアイデアを膨らませる相棒として活用できるので、実質ほぼ全ての人類にお勧めしたい気持ちです。

一方で、すべてを細部まで厳密にコントロールしたいトップレベルの映像制作には、ちょっと不向きかもしれません。
Tuneeは、使いやすさ、分かりやすさ、制作スピード、そしてコスパを重視したツールと考えた方が良さそうです。

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作品を育てるってこういうこと

生成して、はい終わり!になっている生成AIは多いです。
その点、TUNEEは完成したあとも、キャラクターや背景、ストーリーボード、シーンなどを編集しながら、自分の理想に近づけていくことができます。

毎回ゼロから作り直す必要がなく、作品を育てながら完成度を高められる。

このワークフローこそがTUNEEが今回提案してきた大きな進化であると感じます。

また、TUNEEは無料登録で始めることができます。
クレカの登録不要だし、毎日100クレジットが配布されます。
毎日ログインしてコツコツ生成すればやれないことはないですが、ちょっと心許ないかもしれません。

なのでTUNEE公式より、登録すると250クレジットを貰えるリンクをもらいました。
気になった方はぜひ下記リンクより体験してみてください。


この記事が、皆さんの音楽制作に役立つ情報を提供できることを願っています。
さらに詳しい情報や、ご意見ご感想があればぜひコメントをお待ちしています。

ABOUT ME
池田 耕平
夫婦アコースティックデュオ「アバンdeモーダン」のメンバー。 作詞作曲とDTMを使った編曲やミキシングを担当。 メイン楽器はアコギとハーモニカ。 DAWはStudioOne。 ・音楽制作(BGM・ボカロ) ・夫婦ライバー ・YouTube運営(カバー・DTM解説) ・当ブログ運営