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おすすめ!アップライトベース(ウッドベース)音源を有料・無料5製品比較!

あばん
あばん
弾き語りに合うかっこいいベースって無いかなぁ?

もーだん
もーだん
それならアップライトベースとかいいんじゃない?

楽曲の根幹を支えるベース。

エレキベースやシンセベースのほかにアップライトベースという
第3の選択肢があるのをご存じでしょうか?

今回私の手持ちの音源の棚卸も兼ねて紹介していきます。

音源紹介

MODO BASS2/IK Multimedia

AMPLE BASS UPRIGHT III/AMPLE SOUND

MELLOW 2/UJAM

Kontr/Acoustic samples

Presence2/StudioOne純正

有料3製品と無料2製品の比較になります。
それでは1つずつ見ていきましょう。

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MODO BASS2/IK Multimedia

紹介動画 2:26
デモ 5:08

IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、フィジカル・モデリングによるリアルなサウンド、表現力によりベース音源の定番となったMODO BASSの最新版、MODO BASS 2を発表しました。本バージョンでは待望のフレットレス・ベース、アップライト・ベースを含む8つのベース・モデルが追加された他、ベーシストの演奏フレーズを大量に収録したパターン再生機能の追加、ピック、スラップ・アルゴリズムの向上など、ソフトウェア本体の仕様も強化されています。

公式サイトより引用

2022年5月に新たな進化を遂げたMODO BASS2に
新たにアコースティックベースの音源が2種類追加されました。

デモ音源

アップライト・ベースも登場
フレットレスと並び、既存のMODO BASSユーザーからリクエストの多かったアップライト・ベースも追加されました。クラシックなジャズで使われるウッド・ベースを参照した「Upright Studio」、スラップを多用するロカビリーに最適なナイロン弦のダブル・ベースを参照した「Rockabilly」と、2種類のモデルが用意されているので、音楽スタイルにあわせてお選びいただけます。アップライト・ベースを選ぶと、近接マイクの位置を調整したり、ステレオ・ペアのアンビエント・ルーム・マイクをミックスすることができます。ピックアップ信号を混ぜたり、エフェクターやベース・アンプのモデルを通すこともできるので、アコースティックなサウンドを超えた音作りも可能です。

公式サイトより引用
Studio Upright デフォルト音
Rockabilly デフォルト音

Studio Upright:瑞々しくスタンダードで高貴

Rockabilly:乾いた音でガッツがありカッコいい

今回は立ち上げたままのデフォルトの音でデモ音源に使いましたが
汎用性の高いプリセットも装備されています。

またPLAY STYLEタブより「SLAP」に演奏方法を指定すると
指板を叩くパーカッシブなサウンドになります。

ベースパターン搭載

PATTERNSタブからベースフレーズを選ぶことも出来るようになりました。

アコースティックベース特有のフレーズや雰囲気を
最小限の手間で自分の楽曲に取り入れられるのはとても画期的です。

ベースパターン Slap Double Bass 「DB Drive in Chorus」

ベースパターン Pizzicato 「DB camelot Outro」

これらはUIからフレーズを選んだだけという操作性の魅力もあります。

フィジカルモデリングというだけあってスライドやビブラートなどの表現がとてもリアルです。
またMIDIで書き出されるためDAW上でさらに自分好みのフレーズへと編集できます。

今一番人気のあるベース音源というのも頷けます。

AMPLE BASS UPRIGHT III/AMPLE SOUND

チュートリアル動画 5:43 (2:24~以降)
デモ動画 1:24

ABUは、新たな表現力を備えた、現在最も汎用性の高いベース用バーチャル・インストルメントとして、ゼロから設計されています。ABUは、マイク・サンプルの一部を再生することで非凡なアコースティック楽器として機能するだけでなく、DIサンプルの一部を再生することでエレクトリック楽器として機能し、よりダイナミックで繊細な演奏体験を実現します。さらに、ユーザーはマイクとDIを別々にミックスして処理することで、多彩なサウンドを得ることができます。
ABUはアップライトベースのネック、ボディ、アンビエンスを細部まで録音するために多くのマイクを使用し、ミックスインターフェースに2つのステレオモードと2つのモノモードを提供しています。ステレオモードでは、マイクの音量や幅を調整することで、ソロでも豊かな表現力を発揮することができます。モノラルモードでは、バンド演奏の中低域として重要な役割を果たすことができます。

公式サイトから引用

デモ音源

デモ音源 デフォルト音

あばん
あばん
これが打ち込みの音なの…?

もーだん
もーだん
クオリティと音の情報量がめちゃくちゃリアルだよね…

各フレットごとにネック・ボディ・アンビエンス・DIの音色をサンプリングしており
それらを任意に混ぜることで低音のみならずリアルな空気感も再現することが出来ます。

また各キーにはスライドやボディを叩いたパーカッシブなサウンドが
収録されており表現の幅が格段に多い印象です。

またフレットノイズやリリースノイズをランダムに挿入することで
より人間らしいリアルなサウンドになります。

FXやプリセットなど

コンプレッサーやEQ・リバーブ・ディレイのエフェクトが付属しており
整えたり積極的な音作りを完結させることが出来ます。

またプリセットは18種類用意されています。

決して多い数ではありませんが収録された元音が既に非常に良い音なので
ナチュラルな音作りで十分戦力になります。

MELLOW 2/UJAM

デモ動画 1:14
レビュー動画 8:56

「Virtual Bassist MELLOW」は、ラウンジのジャズ演奏で聴こえてくる様な、深みと温かみのあるトーンを持った、エレガントなアップライトベーシスト。

本製品は、キースイッチによって1,380種類のフレーズを演奏する”Player モード”と、マルチサンプルにより自由な演奏が可能な”Instruments モード”を搭載。収録フレーズを使用してスピーディに作業を進めることも、オリジナリティ溢れるベースラインを演奏することも出来ます。コントロールはシンプルにまとめられ、「より良い音楽を、よりはやく」 をモットーにしているUJAMらしい、音楽を創ることに特化した仕様が更に進化。ビギナーからプロまで素早く簡単にベーストラックを制作できます。

  • 指弾きによるアップライト・ベースの音色を収録
  • 収録フレーズをキースイッチで演奏する”Player モード”と、3つのアーティキュレーション(Sustain / dead notes / slides)のマルチサンプルにより自由な演奏が可能な”Instruments モード”を搭載
  • モジュレーション・ホイールによってパームミュートの強弱を調整可能
  • ピッキング・ポジションやサウンドキャラクター、マイクポジション、ルーム・アンビエンスの量を設定可能
  • エフェクト(コンプレッサー/EQ/オクターバー)を搭載
国内代理店より引用

デモ音源

プリセット名「Benny Be Good」

「よりいい音楽を、よりはやく」を掲げるUJAMのVirtual Bassistシリーズ。

各ジャンルに豊富過ぎるほどのサウンドとベースパターンを搭載しています。

Playerモードでは収録されたベースパターンを演奏し
instrumentモードでは単音で打ち込んだMIDIに沿って演奏します。

プリセットフレーズ紹介

UJAMの伝家の宝刀である収録フレーズを使用してのトラックメイク。

その中から数パターンを聴いてみましょう。

プリセット名「Retro Pop Syncopes」
 

プリセット名「Percussive Accents」

どれも個性的でありながら色物過ぎない丁度いい塩梅で凄く使いやすいです。
音色的には上記2製品に比べてリアルさでは劣る面もありますが私は非常に多用します。

プリセットやベースパターンもめちゃくちゃ豊富なので
曲作りのとっかかりを掴んだり最後のスパイスとしての効果を発揮します。

価格も若干安めで初心者の方にこそおすすめしやすい音源です。

Kontr/Acoustic samples

デモ動画 7:22
「AkousKontr」デモ音源

Acoustic samplesが提供しているフリー音源バンドルの中に収録されています。

デモ音源

デフォルト音

音のクオリティが無料音源とは思えないほどリアルです。

それもそのはずで、元は有料の音源の一部機能を制限したものだからです。

全機能をアンロックした有料版も59€で用意されています。

リーズナブルな価格帯でありますが、無料版でも十分戦力になる音色です。

立ち上げる方法

こちらは「UVI Workstation」というソフトが必要になります。
NI社のkontakt同様に他社の音源を鳴らすことのできるソフトです。

また完全無料なうえに使う機会も多いので持ってない方はインストールしておくことをお勧めします。

(本家サイト)

音源を読み込んで使用可能となりますが読み込ませるフォルダ等の管理が必要になってきます。

外部ストレージ等に保存しておけば宛先の指定やバックアップ等も幾分か楽になります。

またAcoustic samplesにはもう一つ「The Upright」という音源も用意されています。

「The Upright」デモ音源

こちらは79€となっていてより気品のあるジャジーで大人な雰囲気の音色となっています。

Presence2/StudioOne純正

PresenceはStudio Oneに付属する純正インストゥルメントです。

ピアノやベースやパーカッションなど非常に豊富な音色が搭載されています。

デモ音源

表現力やフレットノイズ等のリアルさに関しては他に譲る部分があります。

しかしStudioOneをお使いであれば無料で使用可能ですし、曲の雰囲気をガラッと変えられる力量はあります。

またスラップやミュートなどの奏法別の音も収録されていてキースイッチで変更可能です。

これらを駆使すればよりリアルなベースを打ち込むことも可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

個人的な感想としては

ベース音源を網羅するなら安定の「MODO BASS2」

リアルさを追求するなら「AMPLE BASS UPRIGHT III」

という感じかな?と思います。

どれも使い勝手の良い音源であることは間違いありません。

またここでは紹介できなかった他の音源も沢山あるので是非色々探してデモって見てください。

ABOUT ME
池田 耕平
夫婦アコースティックデュオ「アバンdeモーダン」のメンバー。 作詞作曲とDTMを使った編曲やミキシングを担当。 メイン楽器はアコギとハーモニカ。 DAWはStudioOne。 ・音楽制作(BGM・ボカロ) ・夫婦ライバー ・YouTube運営(カバー・DTM解説) ・当ブログ運営
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